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4日間で1,346人が登録。
コミケ広告の成果

コミケ108の広告施策の成果。約4日間で1,346人が新規登録し、1,145人がコミケマップを利用。891人が約12,000件の行きたいサークルを登録しました。
コミケ108に合わせた施策の成果まとめ。画像をタップすると拡大できます。

聖地探索と旅の思い出の記録・共有ができるSNSアプリ「Spotgram」は、2026年夏のコミックマーケット108に合わせ、会場マップ機能を短期間で開発し、X広告を活用したプロモーションを実施しました。約4日間の施策で1,346人が新規登録し、そのうち1,145人がコミケマップを利用。「行きたい」サークルの登録は累計約12,000件に達しました。

今回の施策では、新規登録の獲得に加え、登録後に目的の機能へ到達したか、会場で訪れたいサークルの計画に使われたか、さらにコミケ以外の聖地探索へ利用が広がったかを確認しました。

コミケの行動計画を入口にした約4日間の施策

コミックマーケット108の開催に合わせ、会場マップを確認し、訪れたいサークルを登録できる機能を用意しました。イベント参加者の「どこに行くかを決めたい」という具体的な目的を入口に、Spotgramを利用してもらう取り組みです。

X広告の配信規模は短期間で段階的に拡大しました。集客だけでなく、マップの利用や「行きたい」の登録まで、実際のユーザーの行動を通して機能の利用状況を検証しました。

広告に紐づく新規登録1,346人を獲得

約4日間の施策で、広告に紐づく新規登録者1,346人を獲得しました。参考として、広告開始前の同じ長さの期間の新規登録者は20人でした。

1,346人は、今回の広告に紐づく新規登録者として集計した人数です。広告開始前の20人とは集計対象やイベントへの関心が異なるため、広告開始前後の参考情報として紹介しています。

なお、Spotgram全体の総登録ユーザー数は、2026年9月17日時点で1,502人でした。施策期間の新規登録者数とは集計範囲が異なります。

登録者の85.1%がコミケマップを利用

施策期間に登録した1,346人のうち、1,145人が目的のコミケマップを利用しました。登録者に対する到達率は85.1%です。

アプリに登録するだけで終わらず、多くのユーザーが参加予定のイベントに関係する機能へ到達しました。イベント向けの利用目的と、登録後に利用できる機能がつながったことを示す結果です。

891人が「行きたい」を登録、累計約12,000件

「行きたい」サークルを登録したユーザーは891人、登録件数は累計約12,000件でした。コミケマップを利用した1,145人に対して約78%が、閲覧から「行きたい」の登録へ進みました。

登録したユーザーのサークル登録件数の中央値は10件でした。複数のサークルを登録する使い方が見られ、会場を眺めるだけでなく、訪問先を整理する行動計画のツールとして利用されました。

「行きたい」は訪問意向の登録であり、実際の来場・訪問人数を表すものではありません。今回確認できたのは、ユーザーが訪れたい場所を選び、予定を立てる行動です。

広告費は約2.5万円、新規登録1人あたり約18.6円

X広告費は約2.5万円でした。広告費を広告に紐づく新規登録者1,346人で割ると、登録者1人あたりの広告費(CPR)は約18.6円となります。

この成果の大きさは、約2.5万円の広告予算で、千人規模の新規登録とその後の利用につながった点にあります。広告に紐づく登録実績を広告費1,000円あたりに換算すると、約54人の新規登録に相当します。限られた予算で多くのユーザーにサービスを届け、実際の利用データまで得られたことは、事業初期のプロモーションと機能検証において大きな成果です。

さらに、新規登録者の85.1%にあたる1,145人がコミケマップを利用し、891人が「行きたい」サークルを登録しました。登録単価の低さに加え、サービスの利用や行動計画につながった点にも意味があります。約4日間で、集客・マップ利用・訪問意向の登録という一連の流れを、実ユーザーの行動から検証できました。

このCPRは広告費を広告に紐づく登録人数で割った値です。

インストール後のアカウント登録まで、約18.6円で獲得

国内アプリ広告では、インストール1件の獲得に数百円かかった公開例があります。LiftoffとAdjustの日本市場レポートでは、エンターテインメントアプリの平均インストール単価(CPI)は3.98米ドルでした。1米ドル=150円と仮定すると約597円です。

これに対し、今回のSpotgramの約18.6円は、アプリをインストールした先のアカウント登録までを成果として数えた単価です。約597円の参考値と金額だけを比べると約32分の1であり、インストール後の登録まで含めてこの水準に収まったことが、今回の獲得効率の大きさを示しています。Spotgramは、場所を探す機能に加え、現地で撮影した写真などで旅の思い出を記録・共有できるSNSの側面も持っています。利用にはアカウント登録が必要であり、場所探索とSNSの両方を使い始める入口まで到達したユーザーを獲得できた結果でもあります。

出典:2019 Japan Mobile App Engagement Report(8ページ)。集計期間は2018年8月1日〜2019年7月31日。約597円は仮定の為替レートによる換算です。CPIはインストール、CPRは登録を成果とする異なる指標で、約32分の1は金額の比を示します。現在の国内アプリ全体の相場や、広告効率が一律に32倍であることを示すものではありません。

SNSアプリの登録単価との参考比較

SNSとしての側面からは、友人との交流やライブ配信ができる「Yubo」の事例も参考になります。Liftoffが2021年2月に公開した米国向けiOS施策では、新規登録の獲得単価が最低3.62米ドルまで低下しました。1米ドル=150円と仮定すると543円で、Spotgramの約18.6円はこの公開値の約29分の1です。こちらは、双方ともアカウント登録を成果地点とする金額の比較です。

この事例の「非パーソナライズ」は、iOSの広告識別子(IDFA)を使わない配信を指します。Liftoffは、その条件下でも機械学習を使い、入札を重ねながら新規ユーザーや登録の獲得を最適化していました。公開値は、こうした最適化を行った施策の実績です。

出典:Liftoff:Yuboの新規登録獲得事例(2021年2月10日公開)。米国市場のiOS向け、非パーソナライズ広告の個別施策で到達した最低値です。SNS全体の平均単価ではなく、Spotgramとは時期・地域・媒体・登録手続きや計測条件が異なります。

SNSアプリ「Buz」のインストール単価との参考比較

音声で交流できるSNSアプリ「Buz」では、施策担当会社のVIDが、ユーザーの体験を伝える広告素材のテストとターゲティング配信の継続的な最適化により、インストール単価(CPI)0.66米ドルを達成したと公表しています。1米ドル=150円と仮定すると99円です。Spotgramの登録単価約18.6円は、この公開値の約5.3分の1となります。

出典:VID:TiyaのBuz広告施策事例。海外向けの個別施策で、公開資料には集計期間・国別内訳・媒体別内訳や、パーソナライズの詳細が明記されていません。99円は仮定の為替レートによる換算で、登録単価や国内SNSの平均相場ではありません。

1人あたりの獲得単価を比べる

1人あたりの広告費(参考比較)

Spotgramの登録単価は、BuzのCPI公開値の約5.3分の1、Yuboの登録単価の約29分の1、国内エンタメアプリのCPI参考値の約32分の1。

SpotgramとYuboは登録単価、Buzと国内エンタメアプリはインストール単価。海外の公開値は1米ドル=150円と仮定して換算し、棒は0〜800円の共通尺度で表示。棒内の倍率はSpotgramの登録単価を1とした金額比です。約5.3分の1・約29分の1・約32分の1は金額の比で、広告効率の倍率や現在のSNSの平均相場を示すものではありません。出典と条件は上記を参照してください。

今回の約18.6円は、SNSアプリ「Buz」のインストール単価の公開値99円に対して約5.3分の1(数値上は約81.2%低い)、上記のSNSアプリ「Yubo」の登録単価の参考値543円に対して約29分の1(数値上は約96.6%低い)、国内エンターテインメントアプリのインストール単価の参考値約597円に対して約32分の1(数値上は約96.9%低い)となります。公開された獲得単価と数値を並べると、今回の広告に紐づく登録単価がいかに小さい水準だったかが分かります。

コミケを入口に、通常の聖地探索にも利用が広がる

施策期間の登録者の36.8%が通常の聖地巡礼マップへ回遊し、62.6%が通常投稿のスポット詳細まで閲覧しました。

コミケマップというイベント向け機能をきっかけに、イベント以外の場所を探す行動も確認できました。特定のイベントで生まれた関心を、作品の舞台や旅先の発見へつなぐ可能性が見えた結果です。

今後も、作品やイベントをきっかけに場所と出会い、訪れたい場所を見つけ、旅の思い出を記録・共有できる体験を育てていきます。

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